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第3回:Blockdaemonを深掘り:最大級ノード運用企業
前回のおさらいと、今回のテーマ 前回の記事では、ヨーロッパを代表するステーキング企業「Kiln(キルン)」について紹介しました。多くのCEX(中央集権型取引所)が自社でバリデーター(ネットワークの検証者)を運営せず、信頼できる外部企業に委託して... -
第2回:誰があなたの暗号資産を運用しているのか?「Kiln(キルン)」
ステーキングを始めるなら簡単に行えたほうがいいですよね。仮想通貨の世界の中では全部自分で管理する方法があります。そのほうがCEX(中央集権型取引所)に取られる手数料がない分、利回りが高くなります。しかし、管理コストが高くなってしまうというデ... -
第1回:CEXとステーキングの裏側
「国内CEXでステーキングしたはずなのに、実際の運用は別の企業が行っている?」 仮想通貨のステーキングは、CEXを通じて簡単に始められる一方、実際にブロックチェーンの検証作業を担っているのはバリデーター企業です。あなたの大切な資産を預かり、報酬... -
XRP Ledger
概要 XRPは2012年にRipple Labs(旧OpenCoin)によって開発された暗号資産で、国際送金向けに設計された高速・低コストな決済トークンです。ビットコインやイーサリアムのようなプルーフ・オブ・ワーク(PoW)によるマイニングを必要とせず、独自の合意形... -
kaia
2025年に入り注目度が高まっているのが「Kaia(カイア)」です。「Kaia」は、これまで韓国発の「Klaytn(クレイトン)」という名前で知られていましたが、Cosmos系チェーンとの統合を経て、新たに生まれ変わったプロジェクトです。日本でもアニメIPとのゲ... -
XRPL Japan Community Day 2025参加レポ!Web3の未来を切り開くXamanウォレットと注目デモピッチ
2025年6月21日、東京・赤坂のアーク森ビルで開催された「XRPL Japan Community Day + DEMO DAY」に参加してきました!XRP Ledger(XRPL)のコミュニティが集結し、Web3の最新技術やアイデアが飛び交う熱いイベントでした。特に注目は、XRPの公式ウォレット... -
ネットワークの“本当の分散性”を測る指標:ナカモト係数とは?
ナカモト係数(Nakamoto Coefficient)とは、ブロックチェーンネットワークの検証や運営を支配できる最小の主体数を示す指標です。この数値が大きいほど、ネットワークはより広く分散されており、少数のバリデーターやマイナーによる支配が困難になります... -
バリデーター数とは?ネットワークの分散性を測る基礎指標を解説!
ブロックチェーンの健全性や分散性を評価するうえで、「バリデーター数(Validator Count)」は見逃せないオンチェーン指標のひとつです。ネットワークにおける取引の検証・承認を担うバリデーターの数が多ければ多いほど、そのネットワークは特定の主体に... -
ステーキング比率とは?ネットワークの安定性と信頼性を測る指標
1. ステーキング比率とは? まず前提として、「ステーキング(Staking)」とは何かを簡単に押さえておきましょう。ステーキングとは、保有している仮想通貨をネットワークに預けることで、そのネットワークの運営(主に取引の検証やブロック生成)に参加し... -
トランザクションボリュームとカウントとは?仮想通貨の“規模と頻度”を読み解く基本指標
1. トランザクションボリュームとは? 仮想通貨におけるトランザクションボリューム(Transaction Volume)とは、ある一定期間内にブロックチェーン上で送受信された仮想通貨の総額を表す指標です。たとえば、1日に10件の送金があり、それぞれ1 ETHずつ移...