XRPL Japan Community Day 2025参加レポ!Web3の未来を切り開くXamanウォレットと注目デモピッチ

2025年6月21日、東京・赤坂のアーク森ビルで開催された「XRPL Japan Community Day + DEMO DAY」に参加してきました!XRP Ledger(XRPL)のコミュニティが集結し、Web3の最新技術やアイデアが飛び交う熱いイベントでした。特に注目は、XRPの公式ウォレット「Xaman」と、ハッカソンのデモピッチ。
この記事では、イベントの様子や私が特に気になった「PE投資の民主化」と「Web3ウォレットの決済アプリ化」を詳しくレポートします。Web3初心者も必見の内容です!

目次

XRPL Japan Community Dayとは?

「XRPL Japan Community Day + DEMO DAY」は、XRP Ledgerを活用したWeb3の普及を目指すイベントです。主催はWeb3 Salon、XRPL Japan、JETROで、2025年6月21日にアーク森ビル7FのJETRO Innovation Gardenで開催されました。参加者は開発者、Web3愛好者など約100名。会場は、XRPLの可能性を信じる人々の熱気で溢れていました!

このイベントの目玉は、XRPLハッカソンのファイナリストによるデモピッチ。賞金総額$10,000をかけたピッチでは、Web3の未来を切り開くアイデアが次々と披露されました。また、Xamanウォレットの最新情報や、XRPLの日本での普及戦略についてのトークセッションも。初心者から上級者まで、誰もが楽しめる内容でした。

私もちゃっかりおりますね。

Xamanウォレットとは?詐欺に注意!

Xamanは、XRP LedgerとXahauネットワークに対応した非カストディアルウォレットです。次の特徴があります。

  • スマホアプリ専用:iOS/Androidで利用可能。公式サイトからDL。
  • 高速・低コスト:取引は3~5秒で完了、ガス代も格安。
  • セキュリティ:秘密鍵はユーザーが管理。TangemのNFCハードウェアとも連携可能。

詐欺警告:XamanのWebアプリは存在しません!偽サイトや偽トークン(例: 「Xaman」ミームコイン)に騙されないよう注意してください。公式アプリ以外でのログインは絶対NG。安全に使うには、秘密鍵をオフラインで保管し、怪しいリンクをクリックしないことが重要です。

デモピッチで見たWeb3の未来|注目した2つのプロジェクト

ピッチには7チームの発表がありました。食生活をサポートするアプリ、決裁、支援プラットフォームなどなど興味深いものが多かったです。その中でも、私がすげ〜と思ったものを2つ紹介したいと思います。順位とは全く関係ないです。
なお、ファイナリストに選ばれた方々の情報はこちらになります。

https://app.akindo.io/hackathons/27WABBdmRUvvOr1m?tab=products

PE投資の民主化

まず1つ目はRWA Tokenized Fund MarketplaceというRWAプロジェクトです。
私が興味を持った理由は、プライベートエクイティ(PE)という一般人が投資できない資産(未公開企業など)をトークン化、小口投資可能という点が画期的だと思ったからです。

競合で思いつくものの1つにSecuritizeがあります。国内においてはNTTデータと共同し、社債トークン化サービスを展開。また、それ以外にもPolymeshやRepublicが小額投資を可能にしています。XRPLプロジェクトの強みは、低コストとXamanウォレットとの統合でしょう。日本市場での個人投資家向けの簡便性で差別化を狙いますが、規制対応(金融庁のセキュリティトークン規制)が課題でしょうか。そのあたりも質問されていましたが、キャッチしきれませんでした。すいませぬ。🙇

Web3ウォレットの決済アプリ化

XApay(ザペイと言っていたような)。QR決済が手数料をえぐいぐらい取られるという話は前々から耳にしていました。それでも、キャッシュレスの浸透により顧客のことを考えれば導入した方が便利という動きで導入し、横から売上を抜かれていく。なんとも、嫌な感じですね。ブロックチェーンの利点を活用した決済体験ができればいいな〜と私も思っていたところで聞けた発表だったので、とても面白かったです。

チャレンジングな内容は次の点でした。

  • 決済情報が丸見えになってしまうブロックチェーンの課題を秘匿できるようにする
  • GOXさせない
  • オフラインだと動かせない(Tx発生)を動かせるように
  • 低い手数料で事業者の負担を減らす

夢があるな〜と。頑張って欲しいですね!JPYCもこれから盛り上がってくると思いますし。

まとめ:web3の可能性と課題

XRPL Japan Community Dayは、Web3の未来を体感する絶好の機会でした。Xamanウォレットの使いやすさ、XApayの革新的なユーザー体験、プライベートエクイティ(PE)投資の民主化の可能性を通じて、XRPLの大きなポテンシャルを実感しました。一方で、以下のような課題も見えてきました:

  • 詐欺リスク:偽Xamanアプリや偽トークンが増加中。ユーザーへの啓発と教育が急務です。
  • 普及:XApayのようなプロジェクトが、非クリプトユーザーを取り込むためのシンプルなUXが鍵。

XRPLの高速性(3~5秒で取引完了)と低コスト(手数料ほぼゼロ)を活かせば、これらの課題を克服できるはず。日本でのWeb3普及に期待が高まります!

DYOR!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次